発祥は多くの研究者の説があり、エジプト・中国・インド・イタリアとはっきりとはせず謎めいているところがあります。もともと宮廷の画家たちに描かれた
大アルカナの22枚のカードと、
小アルカナの56枚〜トランプの原型で4つのスート(ワンド・カップ・ソード・ペンタクル=ハート・スペード・クラブ・ダイヤ)の数札40枚+コートカード(ペイジ・ナイト・クイーン・キング)16枚で成り立つタロットカードはジプシーや十字軍により世界中に広まったといわれています。
18世紀、フランスの学者エリファス・レヴィの書「高等魔術の教理と祭儀」の中でカバラ(ユダヤ神秘主義思想)とタロットを結びつけ、占いの手段として使われるようになりました。